らむちる文庫

上京したて、迷える仔羊の徘徊録

【初心者向け】Huji Camを使ったユニークな写真の撮り方5選

 
 
 
 
レコードや古着など古いもの、昔のものが見直されるトレンドの同じく代表と言えるものにフィルム写真があります。
富士フィルム不朽の名作である「写ルンです」はインスタブームと相まって、一時女子大生などの間で流行りました(たぶん)。
しかしこういったアナログ品は往々にして手間とお金がかかるというのがネックですよね。
 
それを解決するのがこのアプリ「Huji Cam」。無料で!手軽に!フィルム写真を楽しめるという優れものです。
 
 
その良さについて、詳しくはこちらの方のブログ記事を参照ください。
 

caplog.hatenablog.jp

 

ちなみに僕はこの方が好きで憧れの存在であります!

 
 今回はそのHujiを使いユニークな写真を撮るちょっとしたテクニックをいくつかご紹介します。

 1.逆光で撮る

 

〔フェンス越しの街 渋谷にて〕
 

〔風車群 キンデルダイク
 
普通は逆光は避けて撮るので、敢えてのテクニックですね。今回紹介するものは基礎から考えると「敢えて」というテクニックが多いかもしれません。
 
1枚目はフェンス、2枚目は風車群、といったシルエットで映える造形物があるとこのテクニックはより活きるかと。
 
 
 

2.明暗のある場所を撮る

 

〔春 近所の公園にて〕
 

〔同じく公園 昔よく遊んだ〕
 
Hujiは明暗が非常にハッキリ出ます。天気の良い屋外では特に。
なので日陰と日向の境界や、影のできやすい植物や花を撮ると普通の写真と比べ面白い写真が撮れます。
 
「天気の良い日はHuji日和」ですね!
 
 
 

3.夕暮れや朝焼けを撮る

 

〔どこかの空〕
 

〔夕暮れ マンションの屋上にて〕
 
雲は影ができやすいので先ほどのテクニックを応用。ただ撮るだけで普通の写真とは違った雰囲気が出ます。
また普通の青空よりは、朝焼けや夕焼けという色のグラデーションがあるほうが、好みもありますが面白い。それをHujiで撮るとグラデーションも誇張されるというかハッキリ出るので、日向と日陰のやつと同じ理論で、普通のカメラより面白い写真になりやすいです。
 
 

4.ピントを合わせずに撮る

 

〔雑踏 高知県高知市
 

〔弟 レンガ前を歩行中〕
 
これはわりと上級テク(?)(笑
でも写真家の方など使ってるイメージがあります。
臨場感や躍動感が出ますよね。
 
1枚目は人混みの感じが、2枚目は知らない土地を歩く男の息遣いが感じられませんか?(知らん)
 
自分も動きながら撮るのは、旅の途中の感じが出てオススメです。
カメラだけ動かしながら撮るとスピードによって写真が変化するので面白い。
あとはピントが合う前に撮る。
しばらく被写体に構えてるとピントが合ってしまうのでその前に素早く撮るのがコツです。僕は夜景とか、遠くの物を撮るときに使います。
 
 

5.夜や暗い室内で撮る

 

〔ヨーロッパ旅行中 バスの車内より〕
 

〔カウント 仙台の老舗ジャズ喫茶〕
 
Hujiは光が得意というのはもう何となく分かったかと思います。これは暗闇で撮ることでその中にある光に頼った撮り方というわけですね。
 
1枚目は車が動いているのでそこも良い感じに撮れています。
2枚目は喫茶店の雰囲気に頼ってるところはありますが(笑)
 
あと、この二枚に黄色や赤の変なラインが入っていますが、フィルム写真だとたまにこういうのが入ってしまいます。良し悪しですが、僕はそれも一つの楽しみと捉えています。
 
 

最後に 

撮り方とは違いますが、何でもないモノを撮るというのもオススメです。
 

〔四角いカーブミラー 栃木県蓮田〕
 
ただの日常の風景ですが、何となくさまになっていますよね?
 
 
僕はちゃんとしたカメラも持っていないただの素人ですが、技術がなくとも味のある写真になるフィルム(風)というのはいいものです。
フィルムカメラを使って現像となると、より解像度が高かったり、多様な写真が撮れるけど、お金はそれなりにかかります。
そう考えると手軽にフィルムを味わえるHujiは優秀ですよね。
 
ぜひ、これらのテクニックを遊び感覚で試してみてください!