らむちる文庫

上京したて、迷える仔羊の徘徊録

【大学選び】理系に進めば相対的に就職の幅は広がる話

 

 

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ララランド 近日同監督の最新作が公開される

 

 

 

現在地元の旧帝大で経済学を学んでいる。

否、正確には経済学部に所属しているわたくし。

3年生も終盤に入る頃になっていよいよ建築系の学部に編入したい機運が高まっている。

 

 

一番大きな理由としては将来の選択肢の幅であろう。

大学に入ってから知ったが、日本で一般企業に文系就職する際出た学部は関係ない。

まだ就職したことのない若造が何をぬかしていると思われるこもしれぬが、少し考えれば当然のことだと思う。

就活で聞かれることは大きく二つ

 

「大学時代何を頑張ったか」 「なぜこの会社で働きたいか」

 

そしてここで重要なのは「頑張ったことが勉強」というのは必ずしもプラスには働かないということ。また「大学で勉強したことを生かしたい」というのも同じく適当な理由にはなり得ない。(多くの場合であってもちろん例外はある)

 

それは裏を返せば大学で勉強なんてしなくても就職はできる。もっと言えば理系から文系就職もできる、ということ。

現に大学で遊んでばかりの経済学部生が一流企業に何社も内定をもらった、などという話はいくらでも聞く。理系の文系就職というのもちらほら聞く。

 

 

 

前置きが長くなったが結論、大学では理系に進めば相対的に就職の幅は広がる。

理系しか進めない職は多数あるなか文系にしか進めない職というのはごく限られているのだ。

 

例を挙げると、建築系の大学を出ると建築士の資格はかなり早めに取れるようになる。もちろん大学で建築を学ばなくとも建築士にはなれるが(cf.安藤忠雄*1)、そういう意味で学部を出た方がアドバンテージは大きい。

 

ぼく自身の話になるが、建築に関する仕事にも文系就職にも興味がある。

しかしこのまま経済学部を出ると建築の仕事の大部分には就くことが困難に思える。

逆に建築学部に編入すれば文系就職というのは妥当な選択肢として残る。

そういう理由で編入したいと考えている。

 

 

現在旧帝大文系にいるので理系に編入となれば当然大学のランクが下がるというのはデメリットとしてある。だがそれも自分にとっては何ら問題ではない。

 

というのも文系就職で興味のある職種は出版業界だけなのだ。出版業界は何百倍という高倍率で知られている。そんな中大学のランクなんてものはさして関係ない。最終的には人で決めるしかないのだ。もちろんエントリーシートである程度は落とすこともあるからそれなりの大学には進みたいが。

また別の業界にしても一部の大企業を除いて学歴主義というのは一昔前ほどは大きくない。学歴で人を判断するというのは、少なくとも日本においては的外れであることに、世間はともかく、知識人たちはとっくに気づいている。それにそんなことを重視する企業とはそもそも合わないだろう。

 

 

そういうわけで就職の話と自分の進路の話でした。

 

では、また

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:独学で建築を学び、世界でも数多の作品を手がけた日本の代表的建築家